平成19年7月27日(金)18:30〜20:30 第8回BBL〜さあ集まろう!みんなでつくる私たちの司法 テーマ 「法科大学院で、いま何が起きているのか」

http://www.secj.jp/shihou/index.htm#shinpo
http://www.secj.jp/shihou/pdf/bbl-08-01.pdf
http://www.secj.jp/shihou/pdf/bbl-08-02.pdf

先ほど、どなたかから発言があったが、私も1000万の借金をローにいる間に背負ったし預金も500万解約した。なお、これからも合格するかどうかわからないのでさらにかかる。そういうお金と、3年間ロースクールに通い、それから半年間何だかわからない浪人をさせられ、今アルバイトして、受かったとしても、1年間、月20万円くらいで働かされる。受かっていなかったら、まだ何年もやる。5年だとか6年だとか、20代、30代の貴重な時間を費やさせて、1500万を払わせて、借金を負わせて、その結果が何だという思いがある。資格がほしいのではなく、やりたいことをもう少しやらせてくれてもいいのではないかと思う。できるだけ、私は私なりにやろうと思っているが、例えば、法科大学院を統合して数を半分くらいに減らして、例えば3000人合格で4000人受験という形にすればいいだけの話である。なぜそういうリーダーシップをとらないのか。もっと中央集権的に制度改革をしないと、ここで慶應の学生を叩くということだけやっていても、制度に対する不信感を高めるだけである。先ほど訴訟すればいいではないかという話があったが、訴訟など起こしてもよけい泥仕合になるだけであり、なんら制度全体にとっての魅力は回復しないままだと思う。そこのリーダーシップを取れるような方々がここに集まっているのかなと思って今日来てみたが、もっとリーダーシップを持って進めていかないと、本当に法科大学院は、5年後、10年後にまったく社会的に評価されないものになっているのではないかと懸念を感じている。

(コメント)
これが普通の感覚。