■09年12月ー法曹教育「瓦解」から「新生」へ

http://lawschool-konan.jp/because/column.php?id=147&PHPSESSID=a18a3017e9690a1e0db929db5da46fdc

来年4月には相当数の定員割れとなる法科大学院が続出すると思う。

強い行政指導を待つまでもなく、学生が集まらず、教員が転出し、新司法試験にまとまった数の合格者を出せない中で、自滅、自壊する法科大学院が来年からさ来年にかけて出てきかねない。危機的状況はしばらく続く。

そして、法曹教育が危機に直面している今こそ、これを前向きに乗り越え、21世紀日本を支えるローヤー達が育っていく法曹養成教育の場へとなるように、「新生」を目指したい。


(コメント)
瓦解、とはショッキングな表現だなあ。
教授自らこういう単語を使うとは。
それにしても、
合格者の少ない法科大学院は、その教育力の無さが、
この制度をおかしくしている元凶ともいえるのに、
なぜ、彼らの出す文書は、当事者意識が無く、
他人事のような雰囲気、
客観的にこの制度の成り行きを見ている傍観者のような雰囲気を
かもし出しているのだろうか。