走り出しながら揺れた制度のツケを払ったのは、結局は高い学費を払って通った学生ということになる。

法科大学院、淘汰の動き本格化 姫路独協、入試合格者ゼロ

法科大学院は当初4千人程度の総定員を見込んだが、
多くの大学が学生を呼び込む「看板」と位置づけたこともあり、
最終的に計74校、定員約5800人に膨らんだ。
「手を挙げたところは認可し、後は淘汰(とうた)を待つ」という国の方針は、
制度そのものの首を絞める結果になった。

法曹関係者からは「法科大学院修了者は質が悪い」との指摘があがった。

ある地方私大の教授は「結局は司法試験が法曹養成全体の質保証をしている。
昔と同じだ」とつぶやく。

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201002150165.html

(コメント)
「偉い人」が集まって、作った制度は
結局、若者につけを払わせて、幕を閉じるわけか。