旧与党議員は「自分たちが通した法が施行されることで11月から貸与制へ切り替わってしまう責任を感じている」などと説明

司法修習生への給与支給で超党派が緊急集会、千葉法相らに給与廃止見直しを要請へ
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1007300006/
超党派組織「司法修習生に対する給与の支給継続を求める市民連絡会」の緊急集会が29日、国会内で開かれた。11月以降は修習生への給与を廃止し資金貸し付けに切り替えるという政府方針の見直しを求めていくのが目的。司法行政の責任者である千葉景子法相らへ法改正などの実現へ向けた要請を行うことを決めた。

 集会には約120人が参加。民主、自民などの各党から法務担当の議員らも出席した。旧与党議員は「自分たちが通した法が施行されることで11月から貸与制へ切り替わってしまう責任を感じている」などと説明。与党議員などからは「与野党が力を合わせて対応していくことが大事」と、超党派法務省などへの働き掛けを強めていくことが提案された。

 連絡会は「給与打ち切りにより、司法を志す人材のすそ野が狭まってしまう」との危機感を抱く笹森清元連合会長ら各界関係者が発足。参加者からは「国は正義を守る人材の育成にもっと真剣であるべきだ。弁護士でもある千葉法相には、貧しくとも法曹を目指せる制度を守ってほしい」といった意見が聞かれた。

(コメント)
議員も動き始めたか。
案外本当に維持されたりして。