4校の今春の志願者数は計368人。1919人だった開設当初の約2割に大幅ダウンした。

法科大学院の入学者数減少
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104140132.html

中国地方の法科大学院計4校の2011年度の入学者数は計94人で、開設当初の04年度の約4割に減ったことが13日、分かった。100人を切るのは初めて。各校とも昨年度に続き定員割れした。

(コメント)
なぜ放置されているの?
この状態が。

※関連
LS制度が生み出した受験生の苦悩を「問題だ」と言うだけで放置するのはいい加減にしてほしい。多大な学費負担と借金を背負わせ、LSでは試験対策排除理念のもと試験勉強はさせてもらえず、LSでの学業が終われば低合格率の試験を受けさせるために事実上無職という立場で社会に放り出す。学生の多大な経済的将来的リスク負担と引き換えに国と大学・予備校が潤う、これが今のLSの姿である。日本社会で既卒無職という立場がいかに将来不安の酷い立場かわかっているのだろうか。
http://d.hatena.ne.jp/tochimenbo/20110213/1297563108


【谷藤座長】 最近のロースクールへの入学者のトレンドについて、どんなご感想を持っていらっしゃいますか。
【安念教授】 最近のトレンドはアプリカントが減っているということですね。これは、人々が合理的に行動しているからであって、まことに望ましいことです。リスクに見合わないわけですから、期待利得が。ですから、それは減るのは当然のことです。日本人がばかじゃないということの証明なんです。ということは、その資質が下がるのは当然のことです。つまり、腕に覚えのあるのはもう少し見込みのあるセクターに行くということですから、だんだんと資質が下がっていくことになると思います。日本の経済が合理的な人々によって運営されているという証拠でございますから、大変結構なことでございます。私個人は、失業してしまうかも知れないので困りますけどね。
http://d.hatena.ne.jp/tochimenbo/20110303/1299156321