フォーラムが実施した調査によると、貸与されたお金の返済が始まる弁護士6年目の平均所得は1千万円を超すのに対し、返す額は月2万数千円だ。「税金の使い道はメリハリをつけて有意義に」という納税者の当然の思いが、議論に反映したといえよう。

http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit2
法律家の養成―腰据え本題に取り組め

(コメント)
平均所得1千万って。。
うまくいっている弁護士しかアンケートに答えないからだろ。。

http://d.hatena.ne.jp/tochimenbo/20110803/1312382519
司法修習生の43%「就職未定」=過去最悪、不況など影響−日弁連

http://d.hatena.ne.jp/tochimenbo/20101104/1288863838
弁護士を目指している石田さんは、貸与制という借金を抱えての活動に「どの程度、弁護士の仕事があるか分からない。マイナスからのスタートは不本意

法科大学院法務研究科長の荒牧重人教授は、新司法試験の合格率、弁護士事務所への就職率の低下を背景に法曹界を目指す人が減少していることを説明しながら、「貸与制の導入は経済的にゆとりのある人しか志すことができなくなり、新たな担い手の減少傾向に拍車を掛ける。法科大学院の受験者にも影響してくる」と頭を悩ませる。

(追記 2011-09-06)
法科大学院時代に生活費や本代などに充てるため、300万円の奨学金を借りた藤原寛史弁護士(27)=須坂市=は「周囲の学生のほとんどが奨学金などを利用していた」と説明。司法修習中は生活費や就職活動費などで月10〜15万円程度必要だったといい、「貸与制になればさらに150万〜200万円を借金する必要があり、負担は大きい」と話している。
http://www.shinmai.co.jp/news/20110906/KT110829FTI090003000.html
これが生の声だって。
朝日新聞はもっと生の声を取材しないと。