「弁解はしたくない。入学者を受け入れながら法曹を生み出せなかったわけだから。受験対策が弱かった面は否めない」。今回の司法試験で国立大唯一の合格者ゼロ校だった鹿児島大の采女博文・司法政策研究科長は、力なく語った。

法科大学院、「外堀」埋められ「兵糧断ち」へ、不満噴出
http://astand.asahi.com/magazine/judiciary/articles/2010102300003.html?iref=chumoku

采女研究科長は「試験対策はさらに強化せざるを得ない。交付金を削られれば、基盤はさらに弱まってしまう」と危機感を募らせる。同時に、「新しい法曹養成の理念を捨ててしまっては意味がない。我々も教育に情熱を持てない」とも。「双方が両立すればいいんですが……」。最後に漏らした「我々は夢を追いかけた大学院の一つ」という言葉は、自虐とも国への皮肉とも取れる。

(コメント)
不満って。。。
法曹を生み出せないのに補助金をもらうなんて、
当然に許されない。仕分けの対象になって当然だろう。