司法修習生への「給費制」、1年継続へ

司法修習生への「給費制」、1年継続へ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101118-OYT1T00908.htm?from=y10
民主党公明党などの法曹界出身議員の間でも継続を求める声が強まり、公明党を取り込む狙いから自民党も同調した。

司法修習生給費制で大筋合意
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101118/t10015330471000.html
この中で公明党は「経済的負担が増え、法律家を目指す人が減るおそれがある」などとして、司法修習生への給与の支給を来年の10月末まで1年間継続すべきだと提案し、民主党は提案を受け入れる考えを示しました。また、自民党も「党内で議論して手続きを進めたい」と述べ、1年間支給を継続するための法案を議員立法で提出し、今の国会で成立を目指すことで大筋で合意しました。会談のあと、公明党の漆原国会対策委員長は記者団に対し、「司法修習生に経済的な負担をかけさせないため、来週にも衆議院を通過させ、今の国会で成立を図りたい」と述べました。

司法修習生:給費制延長 生活資金貸与制取りやめへ
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101119k0000m010080000c.html
今後の国会運営をにらみ、民主、自民両党が公明党にすり寄った結果だが、突然の方針転換には反発も出ている。桜井充財務相は会見で「財政当局には相談がなかった。本当に困ったことだ」と批判し、自民党平沢勝栄・法務部会長も「異例中の異例だ。魑魅魍魎(ちみもうりょう)だ」と不快感を示した。

修習生「給費制」1年継続の議員立法へ調整 民自公
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819481E3EAE2E0E48DE3EAE3E3E0E2E3E28297EAE2E2E2
桜井充財務副大臣は18日の記者会見で「財政当局にも相談がなかった。非常に驚いている。党としての体裁をなさない」と不快感を示した。

司法修習生の給費制、1年継続 財政支援、民自公が合意
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111801000705.html
仙谷由人官房長官は18日午後の記者会見で、給費に充てる予算について「貸与か給費かで出て行くお金はあまり変わらない」とした上で「現時点ではそれほどの金額的な予算措置が必要とは聞いていない」と述べ、継続は可能との認識を示した。

「要求一部実現」と評価=「給費制」継続合意で日弁連
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010111800673
海渡事務総長は「われわれの訴えとは少し違うが、(合意では)貸与制が1年延期され、その間に修習生の支援のあり方も検討される。この方向で進んでほしい」と述べた。(2010/11/18-17:18)

(コメント)
よかったねえ。
これでアパート借りられるね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101116-00000289-mailo-l43
同会によると、司法修習を受ける司法試験合格者2000人強のうち1700人以上が貸与を申請。今月下旬から適用されるが「収入がない」と見なされアパートの契約を断られるケースが起きているという。
 同会会長の高木絹子弁護士は「経済的に余裕のない人が法曹界を目指せなくなると偏りが生まれ、市民にも影響が出てしまう。司法は国の根幹。給費制を復活し司法修習生を支援してほしい」と話した。