◆「受け控え」 ◆法科大学院離れ ◆撤退検討も

法科大学院、広がる格差…統廃合は必至?
法科大学院修了生を対象とした5年目の新司法試験が12日、4日間の日程で始まった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100513-OYT1T00047.htm

◆「受け控え」
4人に1人が「受け控え」た。

「正直言って、制度にだまされたという気持ち」。試験初日を終えた千葉県の男性(36)は不満を漏らした。5年前、9年間勤めた商社を退職して法科大学院に進み、今回は2回目の受験。借りた奨学金は700万円近くに上るという。

法科大学院離れ
志願倍率も13倍から4・2倍にまで落ち込んでおり、法科大学院離れは深刻だ。

◆撤退検討も
文科省は、再編・統合が必要と考えており、今後合格実績が低迷する大学院への交付金補助金を削減する方針だ。
ある法務省幹部は「再編・統合が進めば入試も厳しくなり優秀な学生が入学する。生き残った大学院には優秀な教員がそろい、教育の質も高まるはず」と指摘している。

(コメント)
◆「受け控え」
36歳男性、大変だねえ。そのまま商社に勤め続けていれば、700万の借金どころか、何千万の収入だったのにねえ。これで合格できなかったら、36歳では、就職厳しいぞ・・・。31まで勤めていたレベルの会社には戻れないだろうねえ・・・。
法科大学院離れ
なんと3分の1か。ひどいもんだ。
◆撤退検討も
文科も法務も、ともに、廃校を想定済み。
どういう制度なんだ。